車検なしのバイクを購入する方へ、『ユーザー車検』より『予備検査』が安心!?そもそも車検って何?

251cc以上のバイクを購入する際、車検のあり(付き)・なし(切れ)があります。車検が付いていれば購入後から公道を走れますが、車検切れのバイクは『陸運局』か『国指定の検査所』にバイクを持ち込み「検査」を受け、陸運局で「登録」を行ってやっと公道を走ることが出来ます。

車検とは「自動車検査」の略で定期的に受ける検査のことです。検査は「新規検査」「継続検査」「構造等変更検査」があり、『ユーザー車検』とは「検査」「登録」を業者に代行依頼をせずに、ユーザー自身で行うことを言います。

「検査」は慣れていないと時間がかかりますので、業者に『予備検査』依頼をして「登録」のみをご自身でされる方もおられます。『予備検査』とは自動車検査と同等の検査を事前に行うことでユーザー自身でも受けられます。
バイクの登録は使用者の住所を管轄する陸運局で手続きが必要なため、遠方のお店で買われた方や、検査所までのバイクの陸送が難しい方は、バイク購入店に『予備検査』を通してもらう事をオススメします。
*中古車は車検が付いているから整備が出来ている車両とは限りません。車検のありなしに限らず点検整備は必ず行いましょう。

新規検査登録を受けていない新車または一時抹消されたバイク・クルマを使用しようとするときに受ける新規の検査
継続検査自動車検査証の有効期間満了後も引き続きバイク・クルマを使用するときに受ける更新検査
構造等変更検査バイク・クルマの長さ・幅・高さ・形状などが変わるような改造を行ったときに受ける検査

□ユーザー車検(新規検査)

□予備検査


●ユーザー車検(新規検査)

メリットは“費用が抑えられる”

「印紙代(検査手数料)」「自動車重量税」「自賠責保険料」は最低限必要になりますが、車検前の整備や代行等の費用がかからなく、基本的に1日で終わりますので、そのまま乗って帰ることが出来ます。


デメリットは“平日の日中でしか受けれなく、1回で通るとは限らない”

車検は「自動車検査インターネット予約システム」で予約をして受けに行きます。予約は「新規アカウント」で入っていただき「検査の予約」を選び、後は画面の指示に沿って入力をして、最後に予約番号が発行されます。ただし予約をしても陸運局は混み合うことが多く、時間に余裕がない方には難しいと思います。また、整備不良が見つかった場合は改めて車検を通す必要があり、支払った印紙代(検査手数料)につき3回までのため、4回目はもう一度、印紙代(検査手数料)を支払わないといけません。整備不良はノーマル車でも光軸のズレ等で引っ掛かることがあります。
その他、必要書類が足りなく通らないこともありますので、別ページの『バイクの登録』をお読みください。

継続検査をご自身でされるユーザー様へ
*車検が切れているバイクは公道を走行できません。愛車の車検切れ、車検切れのバイクを購入の際はご注意ください。
*SPEC-Mでは継続検査(ユーザー車検)のお手伝いも行なっております。光軸の確認など2,000円〜しておりますので一度ご相談ください。

●予備検査

予備検査とは、登録されていないバイクを自動車検査と同様の検査を事前に受けることです。予備検査をしておくことで、登録時に車検を受けなくとも登録手続きができます。『予備検査証』の有効期限は3ヶ月です。期限が過ぎると無効となりますので登録はお早めに。

メリットは“検査がなく登録のみ”

車検に通っていないバイクは公道を走行できないため、トラック等に積んで陸運局に運ばないといけません。予備検査を通していれば、車検だけでなく陸送の手配も必要ありません。登録のみで済みます。


デメリットは“費用がかかる”

特に改造車は、検査の規定に収まるようにパーツの取り替えが必要となり、箇所が多いとその分費用が上がります。ユーザー車検と予備検査で比べると、費用面以外でのデメリットはありません。

*SPEC-Mでは予備検査渡しも行なっております。車体の状態により価格は異なりますが25,000円〜となります。

ユーザー車検は費用は抑えられますが、検査に必ず通るとは限りません。
検査に不安のある方は、車検付きか予備点検渡しのバイクが安心です!


『バイクの登録』についてはコチラ >>>


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